特Pで自宅駐車場を貸していると、「予約していない車が勝手に停まったらどうする?」「予約者が来たのに無断駐車されていたら?」と心配になる方もいるでしょう。
特Pでは、予約されていない車が停まっている場合、車両ナンバーと写真を記録して特Pへ連絡するよう案内しています。 オーナーが自分で車を移動させたり、罰金を請求したりすることは避けましょう。
この記事では、特Pで無断駐車された場合の対応手順や、予約者が停められないときの対処法、トラブルを減らすための予防策を解説します。

結論|特Pで無断駐車されたら車両情報を記録して連絡する
自宅駐車場を特Pへ登録していても、予約していない車が勝手に停まる可能性はあります。
例えば、近隣住宅への来客が駐車場所を間違えたり、空いているスペースだと思って停めたりするケースが考えられます。
特P公式では、予約されていない車が停まっている場合、車両ナンバーの確認と写真撮影を行い、連絡するよう案内しています。
無断駐車を発見したときの基本対応
| 状況 | オーナーの対応 |
|---|---|
| 見覚えのない車が停まっている | 予約状況を確認する |
| 有効な予約が確認できない | 車両ナンバーと写真を記録する |
| 無断駐車の可能性が高い | 特Pへ連絡する |
| 次の予約者が来る予定 | 予約開始時刻も特Pへ伝える |
| 自分の車を停められない | 勝手に車を動かさず相談する |
まずは予約状況を確認し、特Pへ連絡するための情報を整理しましょう。
特に、予約が入っている場合は、利用者が駐車できなくなる可能性があります。
無断駐車を見つけたら、放置せず、早めに特Pへ状況を伝えることが大切です。
特Pで無断駐車を発見したときの対応手順
① まずオーナー管理画面で予約状況を確認する
知らない車が停まっていても、すぐに無断駐車だと決めつけるのは避けましょう。
例えば、家族が予約状況を把握していなかったり、予約の開始時刻を勘違いしていたりする可能性があります。
最初に、特Pのオーナー管理画面で該当する日時と区画の予約状況を確認します。
また、自宅に複数の駐車区画がある場合は、別の区画の予約と混同していないかも確認しましょう。
【関連記事】特Pオーナー管理画面でできること|予約確認・料金変更・お休み設定を解説
② 車両ナンバーと駐車状況を撮影する
有効な予約が確認できず、無断駐車の可能性がある場合は、車両情報を記録しましょう。
特P公式FAQでも、車両ナンバーの確認と写真撮影が案内されています。
撮影するときは、次の情報が分かるようにしておくとよいでしょう。
- 車両ナンバー
- 車全体と駐車している位置
- 貸出区画との位置関係
- 周囲の通行を妨げている状況
撮影した写真は、特Pへの報告など必要な範囲で使用し、SNSへ投稿することは避けましょう。
また、車内をのぞき込んだり、車両に触れたりする必要はありません。
③ 特Pへ連絡する
車両情報を記録したら、特Pへ連絡します。
その際は、駐車場の情報とともに、次の内容を伝えると状況を説明しやすくなります。
- 無断駐車と思われる車を発見した時刻
- 現在も車が停まっているか
- 次の予約が入っているか
- 自宅や周辺道路の通行に支障があるか
特P公式では、24時間対応のコールセンターを案内しています。
ただし、問い合わせれば必ずすぐに車が移動するとは限りません。状況に応じて、特Pからの案内に従いましょう。
予約者が来たのに無断駐車で停められない場合は?
無断駐車で特に困るのが、正規の予約者が利用できなくなるケースです。
例えば、次のような状況です。
| 時刻 | 状況 |
|---|---|
| 午前9時 | 予約のない車が駐車 |
| 午前10時 | 特Pの予約利用者が到着予定 |
| 午前10時 | 無断駐車車両が残っていて利用できない |
この場合、予約者は本来利用できるはずの駐車場を使えません。
そのため、次の予約が近い場合は、無断駐車を発見した時点で特Pへ早めに連絡しましょう。
予約者側にも不正駐車の報告方法がある
特P公式の事故・トラブルFAQでは、予約した駐車場に別の車が停まっていて利用できない場合、次の対応を案内しています。
- 停まっている車の写真を撮影する
- 特Pの「不正駐車の報告」から写真をアップロードする
- 予約完了メールに記載された問い合わせ先へ、その場で電話する
特P側で不正駐車と確認され、利用できなかった場合には、当日の利用料金を返金すると案内されています。
ただし、これは予約した利用者側への対応です。
オーナーへの売上や補償がどうなるかについては、別途確認する必要があります。
オーナー判断で別の区画に案内しない
例えば、隣の駐車スペースが空いているからといって、予約者を勝手にそちらへ案内することは避けましょう。
その区画が別の月極契約者の駐車場だったり、特Pの貸出対象外だったりする可能性があります。
特P公式でも、利用者に対し、予約した区画が使えない場合に別の空き区画へ駐車しないよう案内しています。
次の予約者が困っている場合ほど、オーナーだけで代替区画や返金を決めず、特Pへ連絡することが重要です。
特Pの無断駐車と時間超過はどう違う?
無断駐車と時間超過は、どちらも駐車スペースが使えなくなるトラブルですが、原因が違います。
| 比較項目 | 無断駐車 | 時間超過 |
|---|---|---|
| 予約の状態 | 有効な予約がない | 元の予約時間を過ぎている |
| 主な原因 | 勝手な駐車・区画間違いなど | 出庫の遅れ |
| 確認すること | 現在の予約状況 | 予約終了時刻・追加予約 |
| 基本的な対応 | ナンバー・写真を記録して連絡 | ナンバー・写真を記録して連絡 |
どちらも、車両ナンバーと写真を記録して特Pへ連絡するのが基本です。
ただし、予約済みの利用者が時間を過ぎても停め続けている場合は、追加予約の有無なども確認する必要があります。
時間超過への対応は、別記事で詳しく解説しています。
【関連記事】特Pで利用時間を過ぎても車が出ない!オーナーはどうする?
特Pで無断駐車されたときにやってはいけないこと
自宅駐車場に知らない車が停まっていると、すぐに移動させたくなるかもしれません。
しかし、オーナーが独自の判断で対応すると、別のトラブルにつながる可能性があります。
① 無断駐車の車を勝手に移動させる
自分の土地であっても、他人の車を勝手に移動させることは避けましょう。
例えば、ジャッキなどを使って車を動かしたり、レッカー業者へ独自に撤去を依頼したりすると、車両の破損や損害賠償の問題につながる可能性があります。
また、タイヤロックを取り付けたり、別の車で出口を塞いだりすることも適切ではありません。
まずは車両情報を記録し、特Pへ連絡することが基本です。
② 無断駐車した人へ直接罰金を請求する
無断駐車した相手に対して、オーナーがその場で独自の罰金を請求することも避けましょう。
例えば、「無断駐車は罰金3万円」と書いた看板を設置したからといって、必ずその金額を請求できるわけではありません。
実際の損害が生じた場合には、事情に応じて損害賠償を検討する余地はありますが、請求の根拠や金額は個別の判断が必要です。
無断駐車による被害が大きい場合は、特Pへ相談し、必要に応じて法律の専門家へ確認しましょう。
③ 車両ナンバーや写真をSNSで公開する
無断駐車をされると、車両の写真をSNSへ投稿したくなるかもしれません。
しかし、車両ナンバーや周囲の住宅が写った写真を不特定多数へ公開すると、新たなトラブルにつながる可能性があります。
撮影した写真は、特Pへの報告や必要な相談のために保管し、むやみに公開しないことが大切です。
特Pで無断駐車を減らすための3つの対策
無断駐車を完全に防ぐことは難しいものの、駐車場の案内方法を工夫することで、駐車位置の間違いなどを減らせる可能性があります。
① 貸出区画が分かる写真を掲載する
特に、自宅に2台分以上の駐車場がある場合は、どの区画を貸しているのか明確にしましょう。
例えば、道路から見て左側だけを貸す場合、「左側」と書くだけでは見る方向によって解釈が変わる可能性があります。
「道路から建物に向かって左側」など、具体的に説明することが大切です。
また、入口や駐車区画の写真も掲載しておきましょう。
【関連記事】特Pの駐車場写真はどう撮る?登録に必要な3種類と撮影のコツ
② 案内表示で予約制駐車場だと伝える
道路から見て普通の空きスペースに見える場合、近隣の来客などが誤って駐車してしまう可能性があります。
そのような場所では、特Pの案内表示や区画番号などを活用する方法があります。
ただし、大きな看板を設置すれば無断駐車を完全に防げるわけではありません。
表示の目的は、予約制の駐車場であることと、利用者が停める位置を分かりやすく伝えることです。
【関連記事】自宅駐車場を貸すとき看板は必要?特Pなら設備なしで始められる?
③ 家族と予約状況を共有する
自宅駐車場で意外と注意したいのが、家族との情報共有です。
例えば、特Pで予約が入っていることを知らず、家族が来客用として空き区画を使ってしまう場合があります。
これは第三者による無断駐車とは異なりますが、予約者が駐車できなくなるという点では同じ問題につながります。
予約のある日は家族にも共有し、確実に駐車スペースを空けておきましょう。
無断駐車されたら警察へ相談できる?
自宅駐車場に無断駐車された場合、警察へ相談すること自体は可能です。
ただし、私有地での無断駐車は、公道上の違法駐車と同じように取り締まられるとは限りません。
そのため、警察へ連絡すれば必ず車をレッカー移動してもらえると考えるのは適切ではありません。
特Pの貸出区画であれば、まず予約状況を確認し、車両ナンバーと写真を記録して特Pへ連絡しましょう。
一方、車が公道にはみ出して通行を妨げていたり、事故や危険な行為が発生していたりする場合は、状況に応じて警察への通報も検討してください。
緊急性のない警察相談には、警察相談専用電話「#9110」も利用できます。
不在中に無断駐車された場合はどうなる?
特Pでは、仕事中や外出中に自宅駐車場を貸し出すこともできます。
そのため、オーナーが不在の間に無断駐車が発生する可能性もあります。
ただし、特Pで貸すために、オーナーが利用時間中ずっと現地で監視している必要はありません。
予約利用者が現地で別の車に占有されていることを発見した場合は、利用者側から特Pへ不正駐車を報告する手順があります。
一方、状況によってはオーナーにも確認や対応が求められる可能性があります。
不在でも貸せることと、トラブル対応が一切不要になることは別です。
【関連記事】特Pは利用者と会わずに貸せる?仕事中・不在でも自宅駐車場を活用する方法
特Pの無断駐車に関するFAQ
Q. 特Pで予約していない車が停まっていたらどうしますか?
まず管理画面で予約状況を確認し、無断駐車の可能性がある場合は車両ナンバーと駐車状況を撮影して特Pへ連絡しましょう。
オーナーが直接相手を探して交渉することは避けた方がよいでしょう。
Q. 無断駐車の車を勝手にレッカー移動できますか?
オーナーの判断だけで移動させることは避けてください。
車両の破損や新たな紛争につながる可能性があります。まず特Pへ連絡し、必要に応じて法律の専門家へ相談しましょう。
Q. 無断駐車で予約者が停められなかったら返金されますか?
特P公式では、利用者が不正駐車を報告し、不正駐車と確認されて駐車場を利用できなかった場合、当日の利用料金を返金すると案内しています。
ただし、オーナーの売上や補償については別途確認が必要です。
Q. 無断駐車禁止の看板は必要ですか?
特Pで貸すために、大型の無断駐車禁止看板を設置することが一律に必要なわけではありません。
ただし、駐車区画を間違えやすい場所では、適切な案内表示が役立つ場合があります。
Q. 無断駐車されたらオーナーが罰金を請求できますか?
オーナーが独自に決めた罰金を、必ず請求できるわけではありません。
実際の損害が発生している場合には損害賠償を検討する余地がありますが、請求の可否や金額については個別に判断する必要があります。
まとめ|特Pで無断駐車されたら記録してサポートへ連絡しよう
以上、特Pで無断駐車された場合のオーナーの対応と予防策についてのお話でした。
自宅駐車場に予約のない車が停まっていた場合は、まず予約状況を確認しましょう。
そのうえで、車両ナンバーと駐車状況を写真に記録し、特Pへ連絡することが基本です。
今回のポイントは次のとおりです。
- 予約のない車かどうか管理画面で確認する
- 車両ナンバーと写真を記録して特Pへ連絡する
- 勝手な車両移動や出口の封鎖を避ける
- オーナー独自の罰金請求をしない
- 予約者が駐車できない場合は利用者側にも報告手順がある
- 掲載写真や案内表示で駐車位置を分かりやすくする
無断駐車などのトラブルを完全になくすことはできません。
しかし、事前に対応方法を知っておけば、トラブルが起きた際にも適切な行動を取りやすくなります。
自宅駐車場を貸し出す場合は、収入だけでなく、こうした運用上の注意点も理解しておきましょう。
普段使っていない駐車スペースがあり、無理なく管理できるなら、特Pでの活用を検討してみてはいかがでしょうか。
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