
自宅の駐車場や空きスペースを貸すとき、「akippaと特Pの両方に登録すれば、もっと予約が入るのでは?」と考える方もいるでしょう。
ただし、同じ1台分を2サービスで運用すると、最も注意したいのがダブルブッキングです。
この記事では、akippaと特Pを併用するときの注意点から、1台しかない場合はどちらから始めるべきかまで、駐車場オーナー目線で解説します。
akippaと特Pは併用できる?
まず気になるのが、
「同じ駐車場をakippaと特Pの両方に登録してもいいの?」
という点でしょう。
結論からいうと、複数の駐車場シェアサービスへの掲載を検討することはできますが、実際に併用する前には、それぞれの最新の利用規約や登録条件を確認してください。
また、規約上の問題とは別に注意しなければならないのが予約管理です。
akippaと特Pは別々のサービスなので、同じ駐車スペースを両方で貸し出す場合には二重予約が起こらないよう自分で管理する必要があります。
特に1台分しかない自宅駐車場では、
「両方に掲載した方が予約されそう」
というメリットだけで併用を始めるのはおすすめしません。
まず1サービスで始め、予約状況を見てから併用するか判断する方が管理しやすいでしょう。
同じ駐車スペースを同じ日時に予約可能にするのは避ける
akippaと特Pを併用するときに最も避けたいのが、同じ駐車スペースを同じ日時に両方のサービスで予約できる状態にすることです。
たとえば、自宅に貸し出せる駐車スペースが1台分あるとします。
その1台分を、
akippa:8月20日 8:00~18:00
特P:8月20日 8:00~18:00
のように両方で予約可能な状態にしてしまうと、それぞれのサービスから別の利用者が予約する可能性があります。
こうなると、
「予約したのに駐車できない」
というトラブルにつながります。
駐車場シェアでは利用者が事前に予約して現地へ向かうため、現地に到着してから停められないことが分かると大きな問題になります。
そのため、同じ1台分を併用するのであれば、サービスをまたいだ予約状況を確実に管理できる運用が必要です。
akippaと特Pの予約は自動で連携されない
ここは併用を考えている方にとって重要なポイントです。
akippaで予約が入ったからといって、その情報が自動的に特Pへ共有されるわけではありません。
反対に、特Pで予約が入ってもakippa側の予約枠が自動的に閉じられるわけではありません。
つまり、
akippaで予約が入る
↓
特P側の該当日時も確認する
といった管理が必要になります。
1回だけなら難しく感じないかもしれません。
しかし、予約件数が増えたり、貸出可能な日時を頻繁に変更したりすると管理は複雑になります。
「できるだけ手間をかけずに副収入を得たい」という目的なら、併用によって増える収益と管理の手間を比較することが大切です。
併用するなら曜日を分ける方が管理しやすい
同じ1台分を併用するなら、細かな時間単位でサービスを切り替えるよりも、曜日などで明確に分けた方が管理しやすくなります。
たとえば、
平日 → 特P
土日 → akippa
といった運用です。
反対に、
9:00~12:00 → 特P
12:00~17:00 → akippa
17:00以降 → 特P
のように細かく分けると、管理が複雑になります。
予約状況の確認漏れや設定ミスも起こりやすくなるでしょう。
ただし、そもそも駐車場シェアサービスは「空いている日時だけ貸す」という使い方ができます。
特Pでも、オーナー自身が貸出する曜日や時間帯などを設定できます。
そのため、
「空き時間を細かく埋めたいから絶対に2サービス必要」
というわけではありません。
1サービスだけでも、自宅の駐車場が空いている時間に合わせて貸し出すことは可能です。
複数台の駐車スペースがあれば併用しやすい
一方、貸し出せる駐車スペースが複数ある場合は考え方が変わります。
たとえば3台分あるなら、
1番 → 特P
2番 → akippa
3番 → 自宅用
など、物理的にスペースを分けて運用できます。
この方法なら、同じ1台分を2サービスで管理するよりダブルブッキングを防ぎやすくなります。
月極駐車場の空き区画などを駐車場シェアへ回したい場合にも使いやすい方法です。
重要なのは、
「サービスを分ける」だけでなく「どの駐車スペースをどのサービスへ登録したのか」を明確にすること
です。
駐車番号や区画番号などを決めておけば、オーナー側も利用者側も分かりやすくなります。
akippaと特Pの違いをオーナー目線で比較
「併用するかどうか」を判断する前に、akippaと特Pの違いも確認しておきましょう。
どちらも空いている駐車スペースを貸し出せるサービスですが、オーナーとして特に確認したいのは、
「予約が入ったとき、最終的にいくら手元に残るか」
です。
| 比較項目 | 特P | akippa |
|---|---|---|
| 駐車場登録 | 可能 | 可能 |
| 空き時間だけの貸出 | 可能 | 可能 |
| 初期費用 | 0円 | 最新の公式条件を確認 |
| 掲載費用 | 0円 | 最新の公式条件を確認 |
| 特Pのサービス手数料 | 30% | ― |
| 特Pのオーナー受取 | 売上の70% | ― |
| 予約管理 | 特Pの管理画面 | akippaの管理画面 |
| 併用する場合 | 他サービスの予約状況は別途管理 | 他サービスの予約状況は別途管理 |
※サービス内容や手数料などは変更される可能性があります。登録前に各サービスの最新情報をご確認ください。
特Pでは、初期費用・掲載費用なしで駐車場を登録でき、駐車場が利用された場合にサービス手数料30%が差し引かれます。
つまり、駐車料金売上の70%がオーナーの収益となる仕組みです。
手数料は「売上」ではなく「手取り」で比較する
駐車場シェアを副収入として始めるなら、
「1日1,000円で貸せる」
という料金だけを見るのではなく、
そこから手数料を差し引いていくら残るか
を確認しましょう。
たとえば、仮に1,000円の駐車料金で10日間利用されたとします。
売上は、
1,000円×10日=10,000円
です。
特Pのサービス手数料を30%として計算すると、
10,000円×70%=7,000円
がオーナー側に残る計算になります。
駐車場シェアはアパートやトランクルームなどと比較すると小さな土地活用です。
だからこそ、手数料の違いは長期間積み重なると無視できません。
最初から両方へ登録する必要はない
akippaと特Pを併用すれば、駐車場を見てもらえる機会を増やせる可能性があります。
しかし、
露出が増える=必ず収益が増える
とは限りません。
そもそも周辺に駐車需要が少なければ、2サービスへ掲載しても予約が入らない可能性があります。
反対に、1サービスだけでも十分に予約が入るのであれば、わざわざ管理を複雑にする必要はありません。
特に、
- 自宅の1台分だけ貸したい
- 初めて駐車場シェアをする
- 月数千円程度の副収入から始めたい
- できるだけ管理を楽にしたい
という方なら、まず1サービスから始める方が分かりやすいでしょう。
どちらから始めるか迷うのであれば、初期費用・掲載料0円で、利用時の手数料が30%と明示されている特Pから反応を見るという方法があります。
予約が十分入るならそのまま継続。
思ったほど予約が入らないなら、料金や掲載内容を見直したり、akippaとの併用を検討したりする。
この順番なら、最初から予約管理を複雑にせず駐車場シェアを始められます。
akippaと特Pを併用するメリット
akippaと特Pを併用する最大のメリットは、1つのサービスだけに掲載するより、駐車場を見てもらえる機会を増やせる可能性があることです。
ただし、
「2つに登録すれば収益も2倍になる」
というものではありません。
駐車場シェアの予約数は、立地、料金、周辺施設、曜日、イベントなどにも左右されます。
併用はあくまで「予約の入口を増やす方法」と考えておきましょう。
両サービスの利用者に駐車場を見てもらえる
akippaと特Pは別々の駐車場シェアサービスです。
そのため、普段akippaを利用して駐車場を探している人もいれば、特Pを利用して探している人もいます。
両方へ掲載すれば、それぞれのサービスで駐車場を探している利用者の目に触れる可能性があります。
特に、
「特Pではあまり予約が入らない」
「akippaだけでは空いている日が多い」
という場合には、もう一方のサービスへの掲載を検討する意味があります。
ただし、最初から両方へ登録するより、まず1サービスで一定期間運用してみることをおすすめします。
そうすれば、
「この場所にはそもそも駐車需要があるのか」
を判断しやすくなります。
どちらで予約されやすいか比較できる
両サービスを試すメリットとして、同じエリアでどちらのサービスから予約が入りやすいのかを比較できることも挙げられます。
駐車場シェアは、
- 周辺の掲載駐車場数
- 利用者が検索するエリア
- 駐車料金
- 駅や施設からの距離
- 写真や説明の分かりやすさ
- 周辺イベント
などによって予約状況が変わります。
そのため、
「全国的にどちらが強いか」より、「自分の駐車場ではどちらから予約が入るか」
を見る方が実用的です。
たとえば一定期間試して、
特P:月8件
akippa:月2件
という結果なら、特Pを中心に運用する判断ができます。
反対の結果になる可能性もあります。
実際の予約状況を見ながら、自分の駐車場に合うサービスを判断できるのは併用のメリットです。
曜日を分けて反応を試すこともできる
同じ1台分で2サービスを試すなら、曜日などを明確に分けて運用する方法があります。
たとえば、
平日 → 特P
土日 → akippa
といった方法です。
これなら同じ時間帯を両方で予約可能にするより、ダブルブッキングを防ぎやすくなります。
ただし、
「平日は特P、土日はakippaにしたら必ず効率よく稼げる」
という意味ではありません。
実際にどの曜日に需要があるかは立地によって違います。
病院やオフィスの近くなら平日に需要があるかもしれません。
観光地やイベント会場の近くなら土日祝日に予約が集中する可能性があります。
重要なのは、最初から細かな運用ルールを作りすぎず、予約実績を見ながら調整することです。
片方だけでは埋まらない日を減らせる可能性がある
駐車場シェアでは、貸出可能日に必ず予約が入るわけではありません。
月の半分以上空いていることもあるでしょう。
その場合、別サービスへも掲載することで予約機会を増やせる可能性があります。
ただし、ここでも注意したいのが、
「予約されない原因がサービスにあるとは限らない」
という点です。
予約が入らない理由が、
- 周辺に駐車需要がない
- 料金が高い
- 駐車場の場所が分かりにくい
- 写真が少ない
- 駐車可能サイズが分かりにくい
- 競合駐車場より条件が悪い
といった問題なら、サービスを増やしても改善しない可能性があります。
併用を始める前に、現在の掲載内容や料金を見直すことも重要です。
akippaと特Pを併用するデメリット
メリットだけを見ると、
「それなら最初から両方へ登録した方がいいのでは?」
と思うかもしれません。
しかし、自宅駐車場を1台分だけ貸すような場合には、むしろデメリットの方が気になるケースがあります。
特に問題になるのが管理の手間です。
最大のリスクはダブルブッキング
最も避けたいのが、同じ駐車スペースへ別々の予約が入ることです。
たとえば特Pで、
「8月25日10時~18時」
の予約が入ったとします。
ところがakippa側でも同じ日時を予約可能な状態にしていれば、別の利用者から予約が入る可能性があります。
利用者はどちらも、
「予約済みだから自分が停められる」
と思って現地へ来ます。
1台分しかなければ、当然どちらかは駐車できません。
自宅駐車場で利用者同士が鉢合わせすれば、オーナー自身も対応しなければならない可能性があります。
数千円の副収入を得るために大きなトラブルを抱えてしまっては本末転倒です。
そのため、併用するならダブルブッキング防止を最優先に考えましょう。
管理画面が2つになる
akippaと特Pは別サービスなので、それぞれの管理画面を使用します。
併用すると、
- 予約確認
- 貸出日の設定
- 料金設定
- 駐車場情報
- 問い合わせ
- 売上確認
などを別々に管理することになります。
1件、2件の予約ならそれほど負担に感じないかもしれません。
しかし予約が増えるほど、
「この日はどちらで予約が入っていた?」
「こちらのサービスを停止した?」
と確認する場面が増えます。
本業の合間に副収入として駐車場を貸したい方にとって、この管理負担は意外と重要です。
予約が入るたびにもう一方を確認する手間がある
同じ1台分を両サービスへ掲載する場合は、片方で予約が入ったらもう一方の状況も確認する必要があります。
特Pで予約
↓
akippaの同日時を確認
↓
必要に応じて貸出設定を変更
といった管理が発生します。
さらに予約変更やキャンセルがあれば、再度設定を見直すことになるかもしれません。
つまり、
予約を増やすためにサービスを増やした結果、予約が増えるほど管理も増える
ということです。
これは複数サービス併用ならではのデメリットです。
貸出可能日の変更忘れにも注意
自宅駐車場の場合、
「今週の日曜日は自分の車を置きたい」
「親戚が来るので駐車場を空けておきたい」
といったこともあるでしょう。
1サービスだけなら、そのサービスの貸出設定を変更すれば済みます。
2サービスへ掲載している場合は、両方を確認しなければなりません。
片方だけ停止して安心してしまうと、もう一方から予約が入る可能性があります。
特に不定期に自分でも使う駐車場では、管理先が増えるほど設定忘れのリスクも高くなります。
料金を変えると管理がさらに複雑になる
駐車場シェアでは、需要に合わせて料金を調整することもあります。
たとえば、
通常日:500円
イベント日:1,500円
といった設定です。
2サービスを併用していると、それぞれの料金設定も確認する必要があります。
さらにサービスごとに手数料体系が違えば、
同じ1,000円で貸しても最終的な手取りが同じとは限りません。
単純に掲載価格だけではなく、オーナーの手元にいくら残るかで比較しましょう。
自宅駐車場1台なら併用のメリットは小さいことも
ここがこの記事で一番伝えたいポイントです。
自宅に10台、20台と駐車スペースがあるなら、複数サービスを使い分ける意味は大きくなるかもしれません。
しかし、
「自宅の駐車場が昼間1台分だけ空いている」
という程度なら、最初からakippaと特Pを併用する必要性はそれほど高くありません。
駐車場シェアは、アパートやトランクルームのように大きな投資をして高収益を狙う土地活用とは少し違います。
使っていないスペースから、
月数千円でも副収入になればうれしい
くらいの感覚で始める方も多いでしょう。
それなのに2つの管理画面を毎日のように確認することになれば、駐車場シェア本来の手軽さが薄れてしまいます。
まず1社で予約が入るか試してみる
初めて駐車場シェアをするなら、
まず1サービスだけに登録
↓
一定期間運用
↓
予約状況を確認
↓
必要なら2サービス目を検討
という順番がおすすめです。
これなら、
「自分の駐車場にはどれくらい需要がある?」
「いくらなら予約される?」
「管理はどれくらい面倒?」
といったことを実際に確認できます。
1サービスだけで十分予約が入るなら、そのまま続ければよいでしょう。
ほとんど予約が入らないなら、いきなり2サービス目へ登録するのではなく、料金や写真、駐車場説明などを見直す方法もあります。
まず特Pから試すという方法もある
どちらか1つから始めるなら、オーナー側の費用条件も比較材料になります。
特Pでは、駐車場の登録や掲載に初期費用はかからず、実際に駐車場が利用された場合にサービス手数料30%が発生します。
つまり、
「とりあえず登録して需要を見てみる」
という始め方もしやすいサービスです。
自宅駐車場を貸した経験がない方なら、まず特Pへ登録して反応を確認し、必要になってからakippaとの併用を考える方法があります。
akippaと特Pを併用するならどう管理する?
ここまで読んで、
「それでも両方を試してみたい」
という方もいるでしょう。
akippaと特Pを併用するなら、収益を増やすことよりも先にダブルブッキングを起こさない仕組みを作っておくことが重要です。
頭の中だけで、
「今日は特Pだったはず」
と管理するのはおすすめしません。
特に予約件数が増えた場合や、家族と駐車場を共有している場合は、誰が見ても分かる方法で管理しましょう。
曜日を完全に分ける
1台分の駐車スペースを両サービスで使うなら、比較的分かりやすいのが曜日で分ける方法です。
たとえば、
月~金曜日:特P
土・日曜日:akippa
のようにします。
時間単位で細かく切り替えるより、
「平日は特P」
と決めてしまった方が管理しやすくなります。
ただし、この方法が必ず収益面で有利とは限りません。
自宅周辺の駐車需要が土日に集中しているなら、土日も特Pで貸した方が予約される可能性もあります。
まずは実際の予約状況を見て、サービスを分ける意味があるか判断しましょう。
複数区画ならサービスごとに駐車スペースを分ける
2台以上の空きスペースがあるなら、日時ではなく区画そのものを分ける方法があります。
たとえば、
1番駐車場:特P
2番駐車場:akippa
という管理です。
この方が、1台分を時間や曜日によって切り替えるより分かりやすいでしょう。
利用者にとっても、
「どこへ停めればいいの?」
という混乱を防ぎやすくなります。
駐車スペースに番号表示などができるなら、さらに分かりやすくなります。
月極駐車場に複数の空き区画がある場合などは検討しやすい方法です。
予約状況をカレンダーで一元管理する
どうしても同じ1台分を両方へ掲載したい場合は、別途カレンダーなどで予約状況を管理する方法があります。
たとえば、
| 日付 | 時間 | 予約サービス | 状況 |
|---|---|---|---|
| 8月20日 | 9:00~17:00 | 特P | 予約済 |
| 8月21日 | 10:00~15:00 | akippa | 予約済 |
| 8月22日 | 終日 | ― | 貸出可能 |
というように記録します。
スマートフォンのカレンダーでも構いません。
大切なのは、
akippaと特Pの予約を同じ場所で確認できるようにすること
です。
ただし、この方法でも各サービスの予約枠が自動的に連動するわけではありません。
カレンダーへの記入だけでなく、実際の貸出設定についても確認する必要があります。
家族が駐車場を使う日も忘れず管理する
自宅駐車場では、サービスから入る予約だけを管理すればいいとは限りません。
たとえば、
- 自分が車で帰宅する
- 子どもが帰省する
- 親戚が遊びに来る
- 工事業者が来る
- 来客予定がある
といった日には、自宅の駐車場が必要になることがあります。
駐車場シェアへ登録したことを家族が知らなければ、
「今日は家に車を置けると思っていた」
という家族内のトラブルになることも考えられます。
自宅駐車場を貸す場合は、家族の予定も含めて貸出日を設定しましょう。
akippaと特Pの併用がおすすめな人・おすすめしない人
併用するか迷ったら、
「2つに登録したら稼げそうか?」
だけで考えるのではなく、
「2つの予約を自分で管理する意味があるか?」
で判断すると分かりやすくなります。
併用を検討してもいい人
akippaと特Pの併用を検討しやすいのは、次のような方です。
- 貸せる駐車スペースが複数台ある
- すでに1サービスを使っている
- 1サービスでは空き日がかなり多い
- 予約管理をこまめにできる
- サービスごとの反応を比較してみたい
- 月極駐車場など複数区画を管理している
特に複数区画を所有しているなら、
「1番は特P、2番はakippa」
のように物理的に分けられるため、併用しやすくなります。
また、すでに片方を一定期間利用して、
「このサービスだけでは思ったほど予約が入らない」
という結果が出ているなら、もう一方を試してみる意味があります。
併用を急がなくていい人
反対に、次のような方は最初から併用する必要性は低いでしょう。
- 自宅の1台分だけ貸したい
- 駐車場シェアを初めて利用する
- 月数千円程度の副収入で十分
- 本業があり頻繁に管理できない
- 家族も駐車場を使用する
- できるだけ手間をかけたくない
特に、
「自宅の空いている1台分をちょっと貸してみたい」
という方には、まず1サービスから始める方法をおすすめします。
駐車場シェアは、アパート経営のように多額のローンを組んで始める土地活用ではありません。
空いているスペースを小さく収益化できるのが魅力です。
最初から管理を複雑にしてしまう必要はありません。
akippaと特Pはどっちから始める?
ここまで読んで、
「併用しないなら、akippaと特Pのどっちから始めればいい?」
と思う方もいるでしょう。
両サービスにはそれぞれ特徴があるため、一律にどちらがすべての人に向いているとはいえません。
ただし、土地活用として初めて自宅駐車場を貸すオーナーという視点なら、比較したいポイントはかなり絞れます。
まず確認したいのはオーナー側の手数料
駐車場シェアでは、利用者が支払った駐車料金がそのままオーナーの収入になるわけではありません。
サービス運営会社へ支払う手数料があります。
そのため、
「いくらで貸せるか」ではなく「いくら手元に残るか」
で比較することが重要です。
特Pでは、オーナー向けの公式案内でサービス手数料を30%としています。
駐車料金売上の70%がオーナーの収益になる計算です。
たとえば月10,000円利用された場合、
売上10,000円
-サービス手数料3,000円
=オーナー収益7,000円
というイメージです。
実際の条件については、登録時に最新情報を確認してください。
初期費用がかからないかも重要
副業感覚で自宅駐車場を貸すなら、初期投資はできるだけ抑えたいところです。
特Pは、オーナー登録や駐車場掲載の初期費用がかからず、駐車場が実際に利用されたときに手数料が発生する仕組みです。
つまり、
登録したものの予約が入らなかったため、高額な固定費だけが発生する
というタイプの土地活用ではありません。
これは、
「自宅の駐車場に本当に需要があるのか分からない」
という方にとって大きなメリットです。
まず掲載して周辺需要を確認するという使い方ができます。
貸したい日時を設定できるか
自宅駐車場では、
「毎日24時間貸したい」
という人ばかりではありません。
むしろ、
「仕事へ行っている平日の昼だけ」
「車を使わない土日だけ」
「年末年始の帰省中だけ」
といった貸し方をしたい方もいるでしょう。
特Pではオーナー側で貸出日時などを設定できます。
そのため、自分が駐車場を使わない時間に合わせて貸すことができます。
この仕組みがあるため、
「空き時間を埋めるにはakippaとの併用が必須」
というわけではありません。
まず特P単独で自分の空き時間を設定し、予約状況を見る方法もあります。
1台分ならまず特Pから試すという選択
以上を考えると、
自宅の1台分を初めて駐車場シェアへ登録する
という方なら、最初から2サービスを併用するより、まず特Pから始める方法があります。
理由はシンプルです。
- 初期費用を抑えて始められる
- 掲載費用がかからない
- 貸出日時を設定できる
- 手数料30%で売上の70%が残る
- 1サービスなので予約管理がシンプル
まず特Pへ登録して数か月程度様子を見る。
予約が入れば、そのまま続ける。
予約が少なければ、
料金を見直す
↓
写真や説明を改善する
↓
貸出日を見直す
↓
それでも少なければakippaとの併用も検討する
という順番で十分でしょう。
予約が入らないときは併用する前に掲載内容を見直す
特Pへ登録しても、必ずすぐ予約が入るわけではありません。
だからといって、
「特Pではダメだからakippaにも登録しよう」
とすぐ判断する必要はありません。
まず掲載内容を確認してみましょう。
駐車場の写真を分かりやすくする
初めて行く駐車場では、
「本当にここへ停めていいの?」
という不安があります。
そのため、
- 道路から見た駐車場
- 駐車スペース全体
- 駐車位置
- 入口
- 目印になる建物
などが分かる写真があると利用者が判断しやすくなります。
特に住宅街では似た家が並んでいることも多いため、駐車位置が分かる情報は重要です。
車両サイズを分かりやすくする
駐車場が狭い場合は、
「自分の車を停められる?」
という点も利用者が気にします。
軽自動車なら余裕があるのか。
普通車まで可能なのか。
大型SUVは難しいのか。
こうした条件が分かりやすければ、利用者も予約しやすくなります。
無理に多くの車種を受け入れるのではなく、実際に安全に駐車できるサイズを設定しましょう。
周辺の駐車料金と比較する
予約が少ない原因が料金というケースもあります。
周辺のコインパーキングが1日600円なのに、自宅駐車場を1日1,500円で掲載していれば選ばれにくいでしょう。
反対にイベント開催日など、周辺駐車場が満車になりやすい日には需要が高まる可能性があります。
周辺相場を見ながら料金を考えることも大切です。
「予約が少ない=掲載サービスが悪い」
とは限りません。
併用する前に、自分の駐車場が利用者から見て選びやすい掲載内容になっているか確認してみましょう。
akippaと特Pの併用についてよくある質問
最後に、akippaと特Pの併用を考えている駐車場オーナーが気になりやすい疑問をまとめます。
Q. 同じ駐車場をakippaと特Pの両方に登録できますか?
複数の駐車場シェアサービスへの掲載を検討することはできますが、実際に登録する際は、それぞれの最新の利用規約や登録条件を確認してください。
また、規約とは別に注意したいのがダブルブッキングです。
akippaと特Pは別々のサービスなので、片方で予約が入っても、もう一方の予約状況が自動的に連携されるわけではありません。
同じ1台分を両方で運用する場合は、オーナー自身で予約状況を管理する必要があります。
Q. 同じ日にakippaと特Pの両方へ掲載してもいいですか?
同じ「日」というだけでなく、同じ駐車スペース・同じ時間帯に別々の予約が成立しないようにすることが重要です。
たとえば貸せる駐車場が2台分あり、
1番:特P
2番:akippa
と物理的に分けられるのであれば管理しやすくなります。
一方、1台分しかない駐車スペースを同じ日時に両サービスで予約可能な状態にしておくと、ダブルブッキングにつながるおそれがあります。
併用する場合は各サービスの最新ルールを確認したうえで、予約が重ならない運用を徹底しましょう。
Q. ダブルブッキングしたらどうなりますか?
利用者からすると、予約した駐車場へ到着したのに別の車が停まっている状態になります。
利用者同士のトラブルだけでなく、サービス運営会社への問い合わせなどにつながる可能性もあります。
特にイベントや旅行で利用する人は、駐車できることを前提に予定を組んでいます。
「近くのコインパーキングへ停めてもらえばいい」という簡単な問題ではありません。
1台分を複数サービスで運用するなら、二重予約を起こさないことを最優先に考えましょう。
Q. 駐車スペースが2台あれば、1台ずつ登録できますか?
2台分の空きスペースがあるなら、
1番スペース → 特P
2番スペース → akippa
のように分ける方法は、同じ1台分を両方で管理するより分かりやすいでしょう。
ただし、それぞれのサービスの登録条件を確認する必要があります。
実際に運用する場合は、利用者が駐車場所を間違えないよう、
「向かって右側」
「○番区画」
など駐車位置を明確にしておくことも重要です。
Q. 特Pのオーナー手数料はいくらですか?
特Pのオーナー向け公式案内では、サービス手数料は駐車料金売上の30%とされています。
つまり、売上の70%がオーナー側に残る計算です。
たとえば駐車料金の売上が月20,000円なら、
売上20,000円
-手数料6,000円
=14,000円
がオーナー収益の目安となります。
手数料やサービス条件は変更される可能性があるため、実際に登録する際は最新情報をご確認ください。
Q. 特Pは登録して予約が入らなくても費用がかかりますか?
特Pでは、駐車場オーナーの初期費用・月額費用・掲載費用は無料と案内されています。
実際に駐車場が利用されたときにサービス手数料が発生する仕組みです。
そのため、
「自宅の駐車場に需要があるか分からないので、まず掲載して反応を見たい」
という使い方もしやすいでしょう。
ただし、登録条件や最新の料金体系については申し込み時に公式情報をご確認ください。
Q. 自宅の駐車場が1台分だけなら併用した方が稼げますか?
必ずしもそうとは限りません。
2サービスへ掲載すれば駐車場を見てもらえる機会が増える可能性はありますが、その分予約管理の手間も増えます。
1台分しかない場合は、
まず1サービスで運用
↓
予約状況を確認
↓
料金や掲載内容を改善
↓
それでも予約が少なければ併用を検討
という順番でも遅くありません。
駐車場シェアを初めて利用するなら、まずシンプルな運用から始める方が管理しやすいでしょう。
Q. 特Pとakippaは結局どっちがおすすめですか?
「どちらが絶対におすすめ」とは一概にいえません。
地域によって利用状況は異なりますし、料金設定や駐車場の条件によっても予約数は変わります。
ただし、
自宅の空き駐車場1台分を初めて貸す
という条件なら、まず1社で始めることをおすすめします。
その候補として、特Pは初期費用・掲載費用がかからず、オーナー側のサービス手数料が30%と明示されているため、初めて駐車場シェアを試す場合にも比較しやすいサービスです。
まず特Pで需要を確認し、予約状況を見てからakippaとの併用を考える方法もあります。
Q. 特Pに登録すれば必ず予約が入りますか?
いいえ。
特Pに限らず、駐車場シェアへ登録したからといって必ず予約が入るわけではありません。
予約されやすさは、
- 立地
- 周辺の駐車需要
- 駐車料金
- 駐車可能な車両サイズ
- 写真
- 駐車場までの分かりやすさ
- 周辺施設
- イベント開催状況
などに左右されます。
そのため、登録後に予約が少なければ、すぐ別サービスを追加するのではなく、料金や掲載内容を見直してみましょう。
Q. 自宅の駐車場を貸すだけでも確定申告は必要ですか?
駐車場シェアで得た収入について、確定申告が必要になる場合があります。
ただし、会社員か個人事業主か、ほかに副収入があるか、所得額はいくらかなどによって扱いが異なります。
「少額だから税金は関係ない」と決めつけず、自分の状況に応じて確認しましょう。
【関連記事】
駐車場シェアは大きく稼ぐより「空いている場所を活かす」土地活用
akippaと特Pのどちらを使う場合でも、駐車場シェアについて理解しておきたいことがあります。
それは、
駐車場シェアは、アパートやトランクルームのように大きな投資をして大きな収益を狙う土地活用とは少し性格が違う
ということです。
自宅の駐車場が平日の昼間だけ空いている。
実家に使っていない駐車スペースがある。
月極駐車場に1台だけ空きがある。
こうした、
「今は何も生んでいない小さな空きスペース」
を収益化できるのが駐車場シェアのメリットです。
そのため、月数千円の収益でも、
年間5,000円×12か月=60,000円
になれば、これまで0円だったスペースから年間6万円の収入が生まれます。
もちろん、実際の収益は立地や稼働状況によって大きく異なります。
それでも、建物を建てるほどではない小さな空きスペースを活用する方法としては検討する価値があります。
【関連記事】
駐車場シェアは大儲けする土地活用ではない。それでも人気の理由とは?
まとめ|最初からakippaと特Pを併用する必要はない
以上、「akippaと特Pは併用できる?二重予約の注意点とどっちから始めるべきか解説」というお話でした。
akippaと特Pの併用を検討することはできますが、同じ1台分を両サービスで運用する場合はダブルブッキングに注意が必要です。
特に押さえておきたいのは、
- 併用前にそれぞれの最新規約・登録条件を確認する
- 同じ1台分で予約が重ならないよう管理する
- 2サービスの予約情報は自動的に連携されない
- 複数台あるなら区画ごとに分ける方が管理しやすい
- 1台だけなら最初から併用しなくてもいい
- 予約が少ないときは料金や掲載内容も見直す
という点です。
駐車場シェアは、本格的な土地活用よりも**「空いている場所をちょっと貸して副収入にする」**という使い方に向いています。
そのため、最初から複雑な運用にする必要はありません。
自宅の駐車場1台分から始めるなら、
まず特Pへ登録
↓
空いている日時だけ貸してみる
↓
予約状況を見る
↓
必要ならakippaとの併用を考える
くらいの順番で十分でしょう。
特Pなら初期費用や掲載費用をかけずに始められるため、まず自宅周辺に駐車需要があるか試す方法としても使えます。