
親が施設へ入って実家が丸ごと空き家になってしまった。
けれど家そのものを売る決断はまだ早いし、荷物も残っているし、兄弟の意見もまとまっていない。
そんな状態で「とりあえず何もせず放置」してしまう人は非常に多いです。
しかし、実家に駐車スペースがある場合は、建物を触らずに“駐車場だけ貸す”という選択肢があり、空き家問題のリスクを減らしつつ、軽い副収入も得られるため非常に相性がいい方法です。
この記事では、家はそのまま、駐車場だけを活用するメリットや注意点をわかりやすく紹介します。
実家をすぐに売らない理由は多い。でも“放置”にはリスクがある
親が施設に入った後も、実家をすぐ売らないことはよくあります。その事情はこんなかんじ
- 親が「また帰れる」と思っている
- 兄弟間で方針が決まっていない
- 荷物整理に時間がかかる
- 思い出があり簡単に決断できない
- 将来の選択肢として残しておきたい
こうした理由から実家は“とりあえず空き家”になりやすいです。
しかし空き家のまま放置するとリスクが増えていきます。
主な空き家リスク
- 雑草の繁殖
- 無断侵入や不審者
- ポストにチラシの山 → 空き家だと思われやすい
- 気づかないうちに建物が劣化
- ご近所トラブル
- 固定資産税は払い続けなければならない
家は触らなくても、敷地の“駐車スペース”だけ動かすことで、空き家のリスクをかなり下げることができます。

“駐車場だけ貸す”という選択が、空き家問題の最適解になる理由
実家をそのままで、駐車場だけを貸すということには様々なメリットがあります。
① 建物をいじらずに収益化できる
家そのものには手をつけず、舗装された平面スペースだけ貸すため、
- リフォーム不要
- 大掛かりな工事不要
- 初期費用ゼロ
で収益化できます。
家の売却に迷っている“過渡期”に最適です。
② 利用者の出入りで“空き家感”が薄れる
駐車場が使われていると、
- 人の出入りがある
- 車の動きがある
ことで、外から見ると「管理されている家」のように見え、空き家として狙われにくくなります。
③ 雑草対策・管理の抑止力になる
定期的に車が動くと地面が踏まれ、雑草の繁殖も減ります。
さらに利用者の存在が自然な見守りにもなり、地域とトラブルになりにくいのもメリットです。
④ 月3,000〜20,000円ほどの軽い収入になる
実家の立地によりますが、
- 駅から徒歩圏
- 病院や学校の近く
- 住宅街でも車需要が多い地域
なら安定して予約が入ります。
「ちょっと停めたい」というニーズは意外と多いです。

塵も積もれば...の精神で、駐車場収入を積み立てて、実家の固定資産税分を貯めることに成功している方もおられます。


駐車場だけ貸す方法は2つ:時間貸し or 月極
① 時間貸し(特Pなど)
最も手軽なのが特Pなどの個人向け時間貸しサービスです。
メリット:
- 初期費用ゼロ
- 遠方からスマホで管理可能
- イベント日などに強く収益が増えやすい
- トラブル時は運営がサポートしてくれる
向いているケース:
- 病院や学校が近い
- 周辺にコインパーキングが少ない
- 葬儀場・寺・ホールなどがある
② 月極で貸す
地元の人に月額でスペースを貸す方法です。
メリット:
- 毎月安定収益
- 利用者が固定になるので管理が楽
向いているケース:
- 住宅街で駐車場が不足している
- 月極の料金が高い地域
駐車場だけ貸すときの注意点
① 親の荷物や残置物に触れなくていいのがラク
建物内部を片づける必要がないため、兄弟で揉めるリスクを避けられます。
② 近隣への“軽い一言”がトラブルを防ぐ
「車の出入りがあります」と一言伝えるだけで印象が変わります。
急に知らない車が出入りして驚かれるケースもあるため事前の配慮は効果大。
③ 実家の将来方針はまだ決めなくてOK
売却、賃貸、建て替えなど進路が決まるまでの“つなぎ”として駐車場貸しは非常に相性が良いです。
まとめ:実家はそのまま。駐車場だけ動かすという賢い選択
以上、施設へ入った親。実家を売らずに固定資産税分だけでも稼ぐ方法...というお話でした。
親が施設へ入り、実家が空き家状態になると、どう扱っていいかわからず不安や負担を感じる人は少なくありません。
しかし建物を手つかずのまま、駐車場だけを活用することで、
- 空き家リスクの軽減
- ご近所への印象改善
- 低コストの副収入
- スマホで管理できる手軽さ
- 将来の選択肢を残せる
というメリットが得られます。
今は家を売らないけれど、何かできることはないかと悩んでいる人こそ、“駐車場だけ貸す”という選択肢があることに気づいてほしいですね。


