やめときゃよかった【実家片付け】失敗例と後悔しない進め方

実家の片付け始めて後悔

実家の片付けで後悔する人は多いです。

焦って捨てすぎた、兄弟と揉めた、親の思い出を失ったなどの失敗例をもとに、後悔しないための判断基準と進め方を解説します。


目次

実家の片付けは「後悔」がつきもの

親が亡くなったり施設に入ったりして、いざ実家の片付けに直面すると、多くの人が「もっと考えてからやればよかった」と感じます。
物を捨てた後に後悔する人、兄弟間のトラブルで気まずくなる人、親の気持ちを確かめないまま進めてしまった人など、後悔の形はさまざまです。
しかし、どの後悔も「事前に少しの準備をしておけば防げた」ケースがほとんどです。
この記事では、実家の片付けで起こりがちな後悔と、それを防ぐための具体的な進め方を紹介します。


実家の片付けでよくある3つの後悔

1. 思い出の品を全部捨ててしまった

片付けの勢いでアルバムや手紙、子どもの作品などを捨ててしまい、後で「やっぱり取っておけばよかった」と感じる人が多いです。
特に、心の整理がつかないうちに業者に一括で処分を依頼すると、この後悔が起きやすくなります。
思い出の品は“時間をかけて判断”するのが大切です。

迷ったら箱にまとめて保管し、気持ちが落ち着いた頃に見直すと冷静に選別できます。

2. 家族・兄弟と意見が合わなかった

実家の片付けは、思い出や感情が絡むため家族間で意見が分かれやすいです。
「まだ使えるのに捨てた」「勝手に売られた」などのトラブルは珍しくありません。
後で関係がこじれないように、作業前に「捨てる物・残す物・形見分け」をリスト化して共有しましょう。

グループLINEやメールで写真を送り合いながら進めると、遠方の兄弟とも意思統一がしやすくなります。

3. 片付けのタイミングを逃した

「そのうち片付けよう」と放置しているうちに家が傷んでしまい、結果的に高額な修繕費や解体費がかかるケースもあります。
また、親が元気なうちに相談しておかないと、何を残してほしいのかがわからないまま片付けを進めることになり、精神的な負担も大きくなります。

片付けは早すぎるより「少し早め」がベストです。
体力や気力があるうちに始めることで、後悔の少ない整理ができます。


後悔を防ぐための考え方

「片付け」は“思い出を整理する時間”と捉える

実家の片付けを単なる掃除や処分作業と考えると、焦りや罪悪感が生まれます。
しかし本来は、親や家族の思い出を整理し、自分たちのこれからの暮らしを整えるための大切な時間です。
残す物を選ぶのではなく、“これからも一緒にいたい物”を選ぶ意識に変えると、心が軽くなります。

「すべて完璧にやろう」としない

一度で家を空にしようとすると、途中で疲れて投げ出したくなります。
実家の片付けはマラソンのようなものです。
「今日は1部屋だけ」「今日は写真だけ整理する」と区切って進めることで、少しずつ終わりが見えてきます。
片付けのスピードよりも「無理せず続けること」が大切です。

「他人の意見に流されない」

親戚や知人から「早く売った方がいい」「もったいない」と言われて迷う人も多いですが、最終的に責任を負うのは自分たち家族です。
周囲の意見は参考程度にして、「自分たちがどうしたいか」を軸に決めましょう。


実家の片付けを進める正しいステップ

ステップ1:現状を把握する

まずは家のどこに何があるのかをリスト化します。
特に重要なのは通帳、保険証券、土地の権利書などの貴重品です。
これらは片付けの最初に確保しておきましょう。

ステップ2:エリアごとに整理する

「全体を片付けよう」と考えると気が重くなります。
部屋ごと、棚ごとに小さく区切りながら進めましょう。
1カ所終わるたびに「ここがスッキリした」と実感でき、やる気が続きます。

ステップ3:残す・捨てる・保留に分ける

最初から捨てる決断をしようとせず、まずは仕分けから始めます。
“保留”ボックスを用意して、判断を後回しにするのも有効です。
時間をおくことで、気持ちの整理がつくことがあります。

ステップ4:思い出の品は写真で残す

アルバムや手紙などは写真に撮ってデータ化すると、省スペースで保管できます。
「捨てる=忘れる」ではありません。
デジタル保存すれば、思い出を形を変えて残すことができます。

ステップ5:無理なら業者に依頼する

高齢の親を抱えていたり、遠方に住んでいる場合は、片付け専門業者を頼るのも選択肢です。
費用は1LDKで5〜10万円、3LDKなら15〜25万円程度が相場です。
「自分たちでやらなければ」と無理をするより、プロに任せて心身の負担を減らす方が長期的には得です。


片付けの後に待っている「解放感」

実家の片付けは大変な作業ですが、終わった後には想像以上の解放感があります。
「親の思いを整理できた」「これで安心して次の世代に引き継げる」という安堵感が生まれます。
家が片付くと同時に、自分の心も整理されていくのです。
そしてその経験は、将来自分の終活にも必ず役立ちます。


後悔しないためには「焦らず・共有し・目的を持つ」

以上、やめときゃよかった【実家片付け】失敗例と後悔しない進め方...というお話でした。

最後によくある後悔と後悔しないためのポイントをもう一度かんたんにまとめると

よくある後悔防ぐためのポイント
思い出の品を捨てすぎた写真やデータで残す
家族と揉めた事前にルールを共有
タイミングを逃した少し早めに始める

実家の片付けは、感情の整理と現実的判断を両立させる必要があります。
焦って一気に終わらせようとせず、家族で話し合いながら、ゆっくりと手放していくことが大切です。
“後悔しない片付け”とは、物を減らすことではなく、思い出と未来を丁寧に整えることなのです。

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