トランクルーム経営に向いてる立地とは?失敗しない土地活用の見極め方

立地条件を検討する

トランクルーム経営に向く立地、向いていない立地ってどんな違いや特徴があるの?

この記事ではトランクルームで土地活用する時に、失敗しないための見極め方について解説します。

目次

トランクルーム経営は「立地選び」で9割決まる

トランクルームはアパートや駐車場と同じく、立地がすべての出発点です。
建物の構造や設備よりも、まず「そこに利用したい人がいるかどうか」が最優先になります。

立地を読み間違えると、どんなに立派な鉄骨造で建てても空室が続いてしまう一方、地味な場所でも「ちょうどいいニーズ」があると満室が続くものです。

つまり、トランクルーム経営は「土地と需要のマッチング事業」だと言えます。


トランクルームに向く立地とは?

1. 住宅密集地(戸建て・マンションエリア)

最も需要が安定しているのが、住宅密集地です。
理由はシンプルで、「家が狭い」「収納が足りない」という悩みを持つ人が多いからです。

特に下記のような地域では、個人利用が多く長期契約になりやすい傾向があります。

  • 築年数の古い住宅街(収納スペースが少ない)
  • 子育て世帯やファミリー層が多い地域
  • 駅徒歩10分圏内のマンションエリア

こうした場所では、1〜2帖サイズを中心に10〜30室程度の小規模トランクルームが最も安定します。


2. 商業地・オフィスエリアの周辺

法人・事業者向けのニーズも見逃せません。
商店・ネットショップ・士業・個人事業主など、「少しだけ在庫や資料を置きたい」という利用者が必ずいます。

とくに注目すべきは、

  • 駅から徒歩圏でトラックが横付けできる場所
  • オフィス街から車で5〜10分程度の倉庫エリア
  • 商業施設や物流道路沿い

このような場所は法人契約率が高く、解約が少ないのが特徴です。
また、夜間出入り可能な屋内型トランクルームは、在庫や工具の保管場所として需要が継続的にあります。


3. 駐車場跡地・住宅との隣接地

意外と多いのが、「活用しきれていない小規模土地」
アパートを建てるには狭く、コインパーキングにしても収益が伸びないという場所にこそ、トランクルームはフィットしたりします。

住宅に隣接していても騒音や臭気が出ないため、近隣トラブルが少なく、コンパクトな収益装置として相性が良いのです。


トランクルームに向かない立地とは?

1. 人の動きが少ない郊外・農地エリア

利用者がいない地域では、どんなに安くしても埋まりません。
郊外の農地や山沿いエリアなど、通行量が少ない場所は基本的に不向きです。

特に「車で5分圏に住宅が少ない場所」は要注意。
需要が薄いエリアで無理に建てると、稼働率50%以下になるケースもあります。

2. アクセスの悪い立地(道が狭い・夜間暗い)

トランクルームは“使いやすさ”が非常に重要です。

  • 車が敷地に入れない
  • 夜間照明がなくて暗い
  • 出入り口が狭く荷物を運びにくい
    こうした条件があると、見学時点で敬遠されやすくなります。

特に法人利用を見込む場合は、車がスムーズに出入りできるかがポイントになります。

倉活 用地

うちの会社では、行き止まり感のある通りよりも、通り抜けできる前面道路だったりすると調査で高得点が出ます。バス通りや向かいにコンビニがある道なんかもいいですね。


トランクルーム需要の読み方を間違えないために

立地判断では、「なんとなく人が多いから良さそう」という感覚に頼るのは危険です。
重要なのは、実際の利用目的を具体的に想像することです。

たとえば、

  • 近くにファミリー層が多い → 季節家電や衣類保管の需要
  • 商業施設が多い → 小売業者の在庫ニーズ
  • 大学やオフィス街が近い → 一人暮らしや法人資料保管のニーズ

このように、誰が・何を・どんな頻度で」使うのかを想像できるかどうかが、立地判断の精度を左右します。


「住宅地 × 小規模 × 鉄骨造」が理想的なバランス

トランクルームにはいろいろな形態がありますが、長期的な安定を考えるなら、「住宅地 × 小規模 × 鉄骨造」という組み合わせがバランスの取れた形です。

住宅地の安定需要を基盤に、10〜30室程度の小規模構成で空室を抑え、鉄骨造で長寿命化することで、20年以上安定して運営できます。

見た目の収益よりも、「続けられる事業」という観点で立地を考えることが大切です。


トランクルームの立地選びで意識したい3つの視点

  1. 距離感: 車で5分圏に利用者が存在するか
  2. 利便性: 駐車・搬入がしやすいか
  3. 競合: 同じタイプのトランクルームが過剰にないか

この3つをチェックするだけで、失敗のリスクは大幅に減ります。
特に競合調査は重要で、「すでに満室の施設」があるエリアは需要が証明されている好立地です。


「建てる場所」ではなく「使われる場所」を選ぶ

以上、トランクルーム経営に向いてる立地とは?失敗しない土地活用の見極め方...というお話でした。

トランクルーム経営の成功は、建物の仕様よりも立地の見極めにあります。

  • 住宅密集地で生活収納ニーズをとらえる
  • 商業地周辺で法人・業務利用をとらえる
  • 郊外は慎重に検討する

この3つの原則を意識すれば、過剰投資や空室リスクを避けることができます。

土地活用を考えるとき、つい「何を建てるか」に目が行きがちですが、本当に重要なのは「その土地を誰がどう使うのか」という視点。

建てる場所ではなく、使われる場所を選ぶ。
それがトランクルーム経営を長く安定させる最大のコツです。

倉活 用地

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