
近年、アパート経営や駐車場に続く「第3の土地活用」として注目されているトランクルーム事業。
初期投資が比較的少なく、管理の手間も小さいことから、個人の土地オーナーや副業投資家の間でも人気が高まっています。
では、実際にトランクルーム経営をしているオーナーにはどんな人が多いのでしょうか?
この記事では、成功しているトランクルームオーナーによくある特徴や考え方をわかりやすく紹介します。
トランクルームオーナーとはどんな人?
トランクルームオーナーとは、「土地や建物を活用して、収納スペース(トランクルーム)を貸し出す事業者」のことです。
必ずしも大企業や不動産業者だけでなく、個人の土地オーナー・退職後の資産運用者・副業投資家など、多様な人が参入しています。
物件の種類も、
- 屋外コンテナ型
- 屋内(鉄骨・RC)型
- 店舗一体型・併用型
などさまざま。
初期費用や規模を自由に調整できるため、「身の丈に合った投資」ができるのが特徴です。
トランクルームオーナーによくある5つの特徴
① 土地を持て余している(遊休地活用タイプ)
最も多いのが、もともと土地を所有しており、空き地・駐車場を活用したい人です。
たとえば…
- 相続した土地を有効活用したい
- 駐車場にしたけど稼働率が低い
- 住宅が建たない狭小地・変形地をどうにかしたい
このタイプのオーナーは、「売るのはもったいない」「でも固定資産税がかかる」という理由で、比較的低コストで始められるトランクルームを選びます。
💡 特徴的な傾向
- 投資リスクを最小限にしたい
- 長期安定収入を重視する
- 運営は外部委託して手間を減らす
② 不動産投資経験者(分散投資タイプ)
アパート・マンション経営をしている人が、リスク分散目的でトランクルームを導入するケースも増えています。
住宅系と違い、トランクルームは…
- 設備故障や修繕リスクが低い
- 夜間トラブル・騒音がない
- 退去時の原状回復費がほぼ不要
そのため、「住宅系に比べて安定している」と感じるオーナーが多く、“補助収益型”の投資として採用される傾向があります。
💡 特徴的な傾向
- 不動産投資の経験値が高い
- キャッシュフローや利回りを数値で判断
- 経費計上・減価償却の理解がある
倉活 用地トランクルーム会社に勤務していて、「アパートなどの住居系の管理に疲れて、トランクルーム経営にシフトする大家さんが多いなぁ」と実感しています。


③ サラリーマン・副業投資家タイプ
近年増えているのが、会社員の副業投資として始める人です。
屋外コンテナ型なら、
- 初期費用1,000万円前後から始められる
- 運営委託で手間がほぼゼロ
- 利回り8〜12%を狙える
という点で、副業投資として非常に相性が良いビジネスです。
ただし、土地を持っていない場合は「土地+コンテナ」の購入が必要になり、融資審査や事業計画書の作成も求められます。
💡 特徴的な傾向
- 長期的な資産形成を意識している
- 不動産よりも“軽投資・低リスク”志向
- 経営管理は運営会社に委託している



クリニックを経営されているとか、平日はサラリーマンされているといった、このタイプのオーナーさんも多いです。この場合、トランクルームの運営は管理会社にすべて任すほうがいいでしょう。
④ 定年後・退職金活用タイプ
50〜60代のシニア層も多く、「年金+αの安定収入源」としてトランクルームを始めるケースがあります。
アパートのように入居トラブルが少なく、現場対応もほとんど必要ないため、高齢でも安心して経営できるのが魅力です。
💡 特徴的な傾向
- 管理の手間を減らしたい
- 相続税対策・資産承継を意識している
- 低リスクで長く続けたい
⑤ 事業志向の強い“仕掛け型オーナー”
一部には、トランクルームを単なる副収入ではなく、本業として事業化しているオーナーもいます。
複数拠点を展開し、
- 空きテナントをリノベして屋内型に転用
- 物流業者や法人と提携して大型倉庫に拡張
- サービス内容を差別化(24時間利用・空調付きなど)
といった形で、地域一番店を目指す“仕掛け型”オーナーも存在します。
💡 特徴的な傾向
- 経営感覚が強く、数字にシビア
- 現場を細かくチェックして改善
- 長期的なブランディングを意識
成功しているトランクルームオーナーの共通点
タイプは違っても、うまくいっているオーナーには共通する考え方があります。
1. 立地と需要をリサーチしている
「家から近い」「主要道路沿い」などの勘ではなく、人口密度・住宅比率・競合状況をデータで確認しています。
2. 無理な拡大をしない
最初は1現場から始め、採算を見ながら徐々に拡大。初期投資を抑えてリスクを分散するのが基本。
3. 運営をプロに任せている
自分で清掃や集金をするより、専門運営会社に委託して管理コストより稼働率アップを重視する姿勢。
4. 収益よりも「長期安定」を重視している
短期的な利回りではなく、10年単位で安定して続けられるかを重視。結果的に、空室率が低く、長期黒字を維持できる傾向があります。
トランクルームオーナーに向いている人・向いていない人
最後にじっさいのところ、トランクルームに向いている人と向いていない人ってどんな違いがあるのか、一覧表にしてまとめてみました。
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 長期的に安定収益を求める人 | すぐに大きく儲けたい人 |
| 管理を委託して効率的に運営したい人 | 自分で細かく動きたい人 |
| 土地をすでに持っている人 | 土地を買って短期回収を狙う人 |
| コツコツ型・堅実志向 | ギャンブル的な投資志向 |
トランクルーム経営は“堅実な人”ほど成功しやすい
以上、成功してるトランクルームオーナーの特徴とは?共通点を解説...というお話でした。
トランクルームオーナーには派手さはありませんが、共通して「地道・安定・長期」を重視する傾向があります。
特に、
- 土地を有効活用したい人
- 副収入を安定して得たい人
- トラブルの少ない投資を求める人
に向いている事業です。
「すぐ儲かる」ではなく「長く続けられる」。
これが、成功しているトランクルームオーナーに共通する最大の特徴です。



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