実家が遠方で管理できない!放置のリスクと現実的な対処法を解説

実家が遠くて管理できない

「親が亡くなって実家が空き家になったけれど、遠方に住んでいて管理ができない」そんな悩みを抱えている人も多いかも。

特に地方の家を相続したものの、自分は都市部に住んでいて頻繁に帰れない…。そのまま放置してしまうと、思わぬトラブルや税金の負担が発生することも。

この記事では、遠方の実家を放置するリスクと、現実的な管理・処分の方法をわかりやすく解説します。


目次

放置するとどうなる?空き家のリスク4つ

実家を誰も済まない空き家状態で放置したままにしていると、様々なリスクがあります。

大きなリスク4つを見ていきましょう。


1. 固定資産税の優遇が外れる

家が建っていれば土地の固定資産税は「6分の1」に軽減されます。
しかし、建物が老朽化して「特定空家」に指定されると、優遇が外れて税金が6倍になることもあります。

放置 → 老朽化 → 特定空家指定 → 税金アップ
という悪循環に注意。


2. 雨漏り・倒壊・害虫などの劣化トラブル

誰も住まなくなった家は、1〜2年で急速に傷みます。
換気不足で湿気がこもり、カビやシロアリ被害が進行。屋根や外壁が剥がれて近隣に迷惑をかけるケースも。

「管理できない=放置」では済まされません。


3. 不法侵入・ごみの不法投棄

無人の家は、空き巣やごみ投棄の温床になりがち。
地方自治体によっては「治安悪化要因」として行政指導の対象になることもあります。


4. 相続人同士のトラブル

兄弟姉妹で共有している場合、「誰が管理する?」「費用は誰が払う?」など、後から揉めることも多いです。
管理不全のまま数年経つと、処分時に意思統一が難しくなるのが実情です。


遠方の実家を管理する3つの方法

普段住んでいる場所からはなかなか行けない場所に実家があるときに、管理する方法を3つあげてみます。


1. 管理代行サービスを利用する

最近は空き家管理代行サービスが増えています。
月5,000〜10,000円ほどで、次のような点検をしてくれる業者も。

サービス内容頻度の目安
外観チェック(破損・草木)月1回〜
通風・換気・通水月1回〜
郵便物回収・除草オプション対応あり
写真報告・緊急対応あり

「しばらくは売らずに様子を見たい」という人におすすめ。
→ 市町村や地元の不動産会社が紹介してくれる場合もあります。


2. 解体・更地にして維持コストを抑える

老朽化が進んでいる家なら、思い切って解体するのも選択肢。
一時的に固定資産税は上がりますが、管理の手間とリスクを減らせます。

また、自治体によっては解体補助金制度があり、50〜150万円程度が支給されることもあります。

補助金例:「空き家解体補助金(◯◯市)」で検索。


3. 売却・活用して「負動産」から「収益」に変える

「もう戻る予定がない」「管理も難しい」という場合、売却や活用を検討しましょう。

活用例:

  • 更地にして駐車場にする
  • トランクルームや貸倉庫にする
  • 近隣住民に家庭菜園用として貸す
  • 空き家バンクを通して安価で売却

また、相続した空き家を3年以内に売ると、「空き家譲渡所得3,000万円控除」を受けられる可能性もあります。
(=売却益が出ても税金がゼロになることも)


>空き家の査定価格をまとめて取り寄せ【いえかつLIFE】

誰も住まない実家の管理・処分に踏み切るタイミング


「実家をどうするか決められない」という人も多いですが、以下のようなサインが出たら、早めの決断をおすすめします。

  • 屋根・外壁が明らかに傷んできた
  • 雑草や木が生い茂ってきた
  • 近隣から苦情が来た
  • 固定資産税の通知が重く感じるようになった
  • 相続人同士で連絡が取りづらくなっている

放置期間が長いほど、手続き・費用・トラブルが増えるのが空き家問題の特徴です。


空き家の放置はリスク、早めの判断が得策

以上、実家が遠方で管理できない!放置のリスクと現実的な対処法を解説...というお話でした。

最後にもう一度、現在の実家の状況に応じた対応策案をまとめてみます。

状況対応策
一時的に保留したい管理代行サービスを利用
老朽化している解体・補助金利用
将来使わない売却・活用(駐車場・トランクルームなど)

「遠方だからできない」と思い込むより、プロに委託して手間を最小限にするのが現実的な選択肢です。

空き家は放置よりも、「管理」「活用」「売却」のどれかに動くことで、税金・トラブル・心理的負担を軽減できます。

>査定価格をまとめて比較するなら【いえかつLIFE】

目次